2016-01-01から1年間の記事一覧
よく教育が大事だ、というけど教育って何なのか未だに分からない。 誰かが何かを教えることを教育というのだと思うけど、それが必要だという感じがうまく掴めない。必要なことがあれば、分っていそうな人に聞いたり、自分で調べたり、勉強会に参加したりすれ…
前回までのあらすじ バランスシートを使っている限り、経済には限界がある。その限界とうまく付き合うためにはどうしたらいいのか、ということを前回までで書いた。今回はバランシートを用いて簡略化された二国間モデルを検討し、実験的な環境でバランスシー…
前回までのあらすじ 第1回では、経済の仕組みの中で、市場(交換)というゲームの肝のシステムがたくさん行われることが大事、というアダム・スミスの意見と、そして、ゲーム運営側(政府)がしっかりしてみんながテンションが下がったときに、アイテムを渡した…
前回までのあらすじ なかなか話が核心に進まない感じがするけど、前回に引き続いて、バランスシートの再発明にどんな意味があるのかを考える。エクセルで出来るヘリコプターマネーシミュレーションも付いてます。一人500万円くらいでデフレが止まり、大体100…
簿記と会計の再発明ができるのでは Joichi Itoさんが書いた「簿記と会計の再発明」 が面白くて、簿記と会計で何を実現させると面白いのかをずっと考えている。 複式簿記は700年間変わっていない。今日のコンピュータ、ネットワーク、暗号技術を使えば、21世…
まだまだ残暑ですね。暑い夜は、背筋がヒンヤリする経済危機の旅がお奨めです。 20世紀初頭、「世界恐慌を招いた四人の中央銀行総裁」というサブタイトルで、お送りする大恐慌の旅「世界恐慌」。イギリス中央銀行総裁モンタギュー・ノーマンは、当時は金融帝…
インフレという現象は、その国の通貨が一国のバランスシートで多いから起きる。当たり前のようだけど、バランスシートベースで考えるとより正確にこの現象が発生していることが分かる。 現時点でのインフレ率 三位 1位 ベネズエラ 121.738%2位 南スーダン 5…
Jトラストの第一四半期決算でたぞー! 暑いからテンション高目だぞー! 興味深いのは、為替差損が去年の同じ時期は▲12億円だったのが、今では▲73億円あることだぜ。というのがどういうことかというと、デフレ気味の日本に比べたらインフレ気味の諸国に金を貸す…
アメリカ映画でよく、世界の趨勢を決するヒーローが出てくるけどこれって何なんだろう・・・という謎があったけど、マニフェスト・ディティニーに基づくものだったんだね・・・。セオドア・ルーズベルトがラフ・ライダーズを率いてキューバのスペイン軍と戦…
このところ、気に病んでいるのは日本がハイパーインフレになるかどうかなのだけど、A)少なくとも普通のインフレにならないと、いきなりハイパーなインフレに進むことはない。 しかも、B)インフレになった後に、紙幣の印刷を頑なに大量に続けるということが起…
最後のページにまとめが載っています。かなり役立つ本なのでお奨め。 単なるビジネス本とは全然違う・・・。著者がマネジメントが全然できなかった過去を赤裸々に明かしているので、すごい勉強になる内容になってます。 ===================================…
左翼とかリベラル勢力とか護憲勢力とか、ともかく与党じゃない勢力全体が退潮していることが嘆かれているけど、リベラルが主張するべきことを忘れているから当然退潮しているだけだ。論点がおかしいから人気が出ないだけだ。マトモな論点で主張してリベラル…
前回に引き続き、時価総額/GDP比の現在値(5月末時点数値)を調べてみます。 日本 87%(2014年4月末) → 92.5%(2014年9月末) → 112%(2015年2月末) → 111%(2015年3月末) → 112%(2015年10月末) → 104% ※時価総額の参照数値が一部のみから一部二部その他合算…
日本の人口が減ると、多くの議論だとこのままではダメだということになる。本当だろうか? 保育園は増やした方がいいと思うけど、国民の頭数を揃えないとマズイよね、みたいなことは本当はどうでも良いのではないか。 もちろん、人口減少すると"国全体の"経済…
バフェット、マンガー、ソロス、タレブ、多くの投資家が共通して言い続けているのが、人間の認識にはバイアス(歪み)がある、ということだ。でも、 バフェット、マンガー、ソロス、タレブは人間なので認識にバイアスがかかっている。 バイアスの分かりやすい…
ブレグジットで世界経済が終るかどうかを国富のバラスシートから予測すると、結論として、イギリスは最強に賢明な判断をしていることになる。 以下は、ぼくが以前に計算した国富にインフレ/デフレが50%進んだとしてという仮定で*1ストレスをかけた場合の国…
今まで、オプション戦略について考えようとしても良い戦略があると思えなくて取り組んでこなかった。けれど、オプションにもやりようによっては非合理的な価格の歪みを取っていく方法があるようなので今さらだけど、勉強していきたい・・・。また、ぼくは悲…
イアン・ハッキングの「偶然を飼いならす」は名著すぎる本。 統計に興味があるけどその概念が良く考えてみると良く分からないと感じている方、その漠然とした疑問は正解です! あるいは人工知能の限界って何なのっていう疑問にも答えてしまうかもしれません! …
参加したセミナーの内容です。 「投資を始める前に自宅を購入したが、属性的にローンが組めなかった。そこで、任売物件を購入した。すべて自前で一カ月かけてフルリフォームをかけた。まだ生まれたばかりの子供がいたが、B級品のフローリングとかホームセン…
以下のイベントで興味深かった内容。 gs.dhw.ac.jp 確率50%のランダムな上下動のプロセスでも、原点に戻る動きになることは稀で、大体、上昇し続けるか、下落し続けるかが多い。だから損切りは数学的にした方がいいかもしれない。(ただし、期待値が正確に50…
なぜ人は投資しなければいけないのか。別に投資する必要もないのです。働ければそれで良いのでは? でも、投資をした方がいい時があると思うのです。その理由を何とか説明したい。まずよく比べられるギャンブルと投資について考えてみます。よく、投資入門本…
昨年より出席者も減って、なごやかな感じに。 他業種からのコーヒー飲料への進出などに対する対応については、どうかという質問に対して、「ドトールは創業当時は、価格が低いことを売りにしていたが、今や特別安いわけでもない。現状では、安いものから高い…
スマホラ。が次世代のデバイス。
このところの失業率の低下は、ほとんど医療・介護業界での求人増加であろう、という記事。 20年ぶりの低失業率はアベノミクスの成果?だから、あんまり賃金上昇に繋がらないようだという指摘。 今までは確かにこの通りのことが発生しているけど、じゃあ、こ…
個人の優位性を労働市場で築くために必要な要素として、何が求められるか。 日本の個人向けマーケティングは比較優位を失う グローバルな個人向けマーケティングは優位性を持つ エンジニアリングの優位性は少しだけある 金融資本の過剰さをグローバルにバラ…
うっかりアマゾンプライムに2年分加入していたことに最近気づいた。 とても、腹が立つのでプライムビデオで見られる面白いバカコメディをお薦めしたい。 元を取ろうと思ってプライム見続けてしてしまう自分がいや。「俺たちニュースキャスター」の爆笑シーン…
Jトラストが「約26億円相当の投資事業による営業収益を実現して」いるとしている下記のお知らせの時価は、タイの株式市場の時価らしい。https://www.bloomberg.co.jp/quote/GL-R:TB・当社子会社によるタイ王国上場会社Group Lease PCLの転換社債引受のお知ら…
映画『マネー・ショート 華麗なる大逆転』は、マイケル・ルイスの傑作のフィクション「世紀の空売り」をコメディ映画の鬼才(あの、「アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!」を作った!)アダム・マッケイが監督した良作です。原作も最高だが、この映画も良…
何とかしなくてはいけないことがあって、そのときに出来る最善の選択をするから企業が伸びる。 しかも、競合はやらないことで、「弱い立場にあるからそれしかできないこと」で勝つと、競争優位性に結果としてなっているだけである、という指摘。http://www.s…
デジタルヘルスラボの言葉。金鋼教「一切無為の法」 目に見える世界のこと一切は無幻の如し。 泡の如く、影の如く、露の如く、稲妻の如し。コンテンツ作る基本は、ほとんどのコンテンツがヒットしないということ。10個ヒットしなくてもそこであきらめるな。 …