2016-01-01から1年間の記事一覧

世界一の投資家バフェットを陰で支えた男 投資参謀マンガー

ウォーレン・バフェットの名参謀として知られるチャールズ・マンガーの生誕から、バフェットとの出会い以前と以降のビジネス・生活・家族観を描く。 若きマンガーが弁護士業の傍ら、テクノロジー企業の経営に参画して苦労をしたり、カルフォルニアの不動産開…

日本経済にFintech(フィンテック)が果たす限定的な役割

日本経済においてFintech(フィンテック)が果たす役割を、資本市場との関わりからだけ考えてみる。 ただ、資本市場との関わりとFintech(フィンテック)の活動領域はほぼイコールなので、下記がFintech(フィンテック)の活動の範囲で限界でもあるんじゃないかと…

金融市場の再編

金融市場の再編が日本で起きるとどうなるのか。 銀行に代わる資本再配分機能を持ったプレイヤーが台頭する 余剰資本が利益機会をくまなく利用するようになる 資本が積みあがるスピードが速くなる 労働と投資の重要度が変化する、投資の重要性が高まる 資本が…

コール市場が急縮小、取引残高は過去最低−10年ぶりマイナス取引

短期金融市場の取引量が低下しているらしい。 あんまり市場の厚みがなくなると、大規模な金融危機が起きた時に金融機関同士の融通ができなくなる可能性があるらしい。 コール市場が急縮小、取引残高は過去最低−10年ぶりマイナス取引 長期的には影響も吸収さ…

金融情報とアート 『第10回 shiseido art egg 川久保ジョイ展』

金融情報を使ったアートを見た。銀座資生堂ギャラリーで開催中。「金融トレーダーから現代美術家へ、川久保ジョイの激動する半生」「イカロスの落水/水落」 日本の長期金利(10年物国債の金利)が急速に上昇し、国債の利払いに耐えられなくなった政府が強制的…

オープンであることがなぜ大事なのか

オープンイノベーションとよく言われるけれども、オープン=良いこと、という図式は本当なのか。どうして、オープンだと良いのか、ということをよーく考えてみたい。オープンならもれなく良いわけではないと思う。 本当に大切なのは、オープンであることでも…

世界経済と投資機会について

世界経済の先行きについて、ジム・ロジャースは「バブル崩壊が近い」、という見方をしているようだ。 アメリカの中央銀行が大幅な金融緩和を続けてきたツケが回り、借金に頼った経済は成長を鈍化させ、株価はいずれ崩壊するという。 ぼくは、どちらかという…

金融は自動化されてモノ作りと農業の時代になる ジム・ロジャース

ジム・ロジャースによれば、今後金融業界は衰退し、自動化されるため雇用は望めない。 一方で、モノつくりと農業は興隆していくだろうということだけど、本当にそうだと思う。 特に日本のマーケットにおいてはそれしかない。http://jimrogersnews.seesaa.net…

ジム・ロジャースの世界やロシアについての見方

ちょっと古いけど、引用しておきます。 ロジャースの発言、楽しいですね。普通にびっくりするし、納得もする。http://jimrogersnews.seesaa.net/article/428769558.html このような状況でもロシアに対して強気の姿勢を維持するべきだろうか?私は、このよう…

バフェット銘柄スクリーニング アプリ

無料のアプリで、バフェット銘柄を無料でスクリーニングしてくれるものを見つけた。 ・バフェット銘柄スクリーニング https://play.google.com/store/apps/details?id=tm.monaca.baffett&hl=ja 価格に対して割安か?とかは分からないけど、面白い。

日本は高資本蓄積によって「資源の呪い」状態だと思う / 「経済成長」デイヴィット・N・ワイル

経済成長についての理論を網羅的に学ぶには、最適すぎる本。経済成長 | デイヴィッド・N. ワイル, Weil,David N., 弘, 早見, 均, 早見 |本 | 通販 | Amazon ・意外だったこと 「技術革新と科学は関係ないことが多かった」 第9章「先端技術」の囲み記事「科学…

長期経済統計から見る日本の国富の推移 貯蓄率のマイナス要因で500-1000兆円国富が減るのではないか

ピケティが21世紀の資本で示したB=s/g、資本所得比率=貯蓄率s/成長率gが日本の今後にあてはまるとするならば、国富の水準はかなり低下すると考えるべきだろう。その水準は、500兆円〜1000兆円にのぼるかもしれない。ただ海外投資家からの資金流入が続けば…