反省した。ちゃんとした会社選ばないと

ちゃんとした会社に投資することってほんと大事。

もう、本当に大事すぎて何度でも自分に言いたい。ちゃんとした会社を選んで投資しろと。お金ではなくて理念がある会社にしろと。当たり前のことだけど言いたい。

ちゃんとした会社はちゃんとしたサービスがあるので、それは長い時間をかけて磨かれているのでそう簡単にはライバルに浸食されない領域がある。いや、今の投資先が悪いわけではないのだけど、視野は広げないとダメだ。今よりも良い投資先は必ずあるはずだ。

 

業種別ポートフォリオ2

直近本決算と3年後予測との対比です。

いずれも売上高は2倍前後以上純利益も2倍前後以上とすでに巨大企業なのに、更なる巨大化が予想されています。

米国株 業績倍増

いずれも安心して投資できる企業ですね。

jin-plus.com

 

 

数年後の日本のクラッシュは為替相場からスタートすると思った

多分だけど、日本のクラッシュは為替からスタートすると思った。総選挙の結果を見て日本人はもうひと時の現実逃避と、その先のクラッシュというシナリオにしびれているんだなと思ったので、直感的にそう脳裏によぎったぐらいで、あんまり確かな予感ではないけど。

まず株式市場は官製相場なので崩れることがない。不動産も同様で金利を抑えつけられてて下がることがない。そして、国債市場もコントロール下にある。為替相場だけが円安方向が許されている感じ。

これで、どこかの国から始まった信用不安が起きた時に、有事の円高が起きないというシナリオが一番やばくて、それはすーっと始まると思う。あれ、有事だけど円安傾向ですね、ぐらいの感じで始まって、その流れが止まらなくなる。

すかさず日銀とか政府が動き始めると思うけど、その時にはターゲットは日本だという認識が世界のトレーダーに共有されてしまい、通貨危機の連想から日本円売り崩しゲームになっていくはず。

そうなると、ドルベースの海外投資家は株式・不動産市場から撤退し始める。

その後に政府が介入して日本の株価も不動産価格も下がらないかもしれないけど、代わりに為替相場が信じられないくらい下がって実質購買力が低下してインフレがすごい勢いで進むだろう。

これが一打になって、国内のインフレスパイラルが進行し始めるだろう。

国内の固定資産の実質価値が切り下げられて、低下した通貨価格によって、国内労働力の実質価値が切り上がるので、賃金価格と商品価格が上昇し始める。株価と不動産価格は下がらないかもしれないが、インフレ率が株価と不動産価格の上昇率を上回るように進み始めるので実質価値としては切り下がっていく。

こうなり始めると、円ベースでの資産保全が難しいと感じた国内投資家も逃避しはじめるので、国家が全面的に買い支える以外に価格を保つ方法がなくなる。そして、もし国家が全部買い支えるみたいになると、あふれ始めた円の現金の投資先がなくなるのでインフレが止められなくなる。

以下の記事で言うと、二番目の「国内固定資本や貿易が破壊されたインフレ」に近い状態になると思う。

oror.hatenadiary.jp

対策としては、株を買っても不動産買っても仕方がなくて、円以外の通貨に分散するしかないのでは。日本以外の国の株か不動産か債権か現金を持つか、資源とか商品に投資では。

で、行き過ぎた円安はかなりすぐに是正されると思うので、インフレも結構速やかに収束できると思う。インフレになったときに、政府が対処を誤らなければだけど・・・。

インフレに対応できるように、民間資金の投資先がある状態を維持することが大切で、バランスシートの中で資金移動ができる状態を確保することだ。これができてないと致命的なスパイラルが始まるので、そこができていれば円に投資しなおすと速やかに収益化できると思う。そこだけだと思う。

グループリースの時価総額477億円

現時点でのグループリースの時価総額は、日本円で、477億円。

9.15THBでこの価格。半額になったら239億円。うーん。まだ結構あるんだなーという感じ。たぶんだけど、浮動株比率が15-20%くらいだとして*1、市場にあるのは、現在、95億円~71億円分。それが半値で、48億円~36億円くらい。これを、TOBすれば市場から株式を引き上げることはできる。

市場価格がついてない状態だとどう決算で評価するのか良くわかんないけど。これを見ると普通は1株当たり純資産で計算するらしい。ちなみに、グループリースの純資産は、237-377億円の間になるので、Jトラストの場合は減損はどうやっても免れないかもしれん。(計算間違ってたらすいません。あと転換できてる部分とできてない部分があるんじゃないかな・・・。あんまり正確なところがわかっていない。)

Group Lease PCLの純資産237.29億円(転換社債がすべて転換された場合)を足し算すると、377.29億円になります。

oror.hatenadiary.jp

ただ、純資産以下の価格まで売り込まれるとしたら、その価格で買った分はTOBした時に利益が乗るとはいえる。だから、4.6THB以下になってきたら全力で買い向かうJトラストが見れるかもしれないけど、そこまで下げるかどうかはよくわからない。

たぶん、1THBぐらいの価格まで下がって浮動株を全部買うくらいでも、ようやく損失がカバーできてるかどうか微妙ぐらいな感じ(すいませんあんまりちゃんと計算していない)で、あんまり現実的じゃないかも。

裏技的には、安い価格で買いうけたGLの株式を集めて、さらにTOBして非上場にして、株式価値を純資産ベースにした後に、転換社債を転換したり、他社からの出資も受けて純資産を増額する技を駆使して、BS上で傷まないところまで持っていって、その後再上場してバク上げしたところで売り抜けるみたいなことはできなくもないのかも。

あと、このスキームをJトラストがやる必要もなくて、別の会社が自分で資金を入れて株式価値を上げても良いので・・・。

ただ、それを短期間のうちにやりきることができるのかはよくわからない。

同じく空売りファンドの攻撃を去年くらいに食らったサイバーダインはそんなに下げてないけど、どうだろうか。

*1:ここから概算しただけなので、正しくないかもしれない。

当社子会社によるタイ王国上場会社Group Lease PCLの転換社債引受のお知らせ | J Trust株式会社

配当金を重視するという考え方があるのか・・・。

配当とかあんまり考えたことがないけど、5000万円くらい投資資金がある人が3%くらいの配当利回りの銘柄を買うと年間で150万円の配当金になって、その現金を貯めていくという方針のブログを書いてて、へーってなった。

もし、2億円くらいあったら、7%くらいの利回りの銘柄を集めたら1400万円になるから、まあまあ良いかもしれないとは思った。結局、それを再投資することになるんだけど・・・。

うつとかとレイク・ウォビゴン効果とか

人は、レイク・ウォビゴン効果によって自分に対してやや有利な誤解をしているものだ。みんな自分は特別だと思っているはず。でも、うつの人の場合には、他者と比較して劣等感にさいなまれるので、それは何でなのか。これって、自分が特別という考え方の裏側にあるものなのかな。

自分も人並みに間違い続けるということが当たり前であれば、別に気に病んだり、自己認識とのギャップがあると思う必要もない。つまり、結局凡庸な成果しか残さないという正常すぎる予測をしていれば、良い方向の誤解もないので、現実とのギャップが生じようがない。失敗をしても、自分の限界があるので当たり前になる・・・。

自分が知ることのできない情報や、予測しようのない未来があると前提したら、すべての意思決定は必ずどこかの時点で間違いを生むので、間違いが全ての場合前提になる。

そうすると必ずどこかの時点で、火の手はあがるので、その時にどうするか考えるしかない。自分が特別だと思っていると火の手があがると、まず自分の存在前提が間違っていたことに衝撃を受けなくてはいけなくなる。その狼狽は、今起きていることとは関係がない。

狼狽していること自体が、何かまず成果として想定していたものとの差異を示していて、その想定に大きな間違いがあったと疑うべきかも。

事故とか失敗と見なされるものは絶対に確率的に起きるので起きないと考えること自体が間違いだと思う・・・。バフェットもバークシャー買収で相当な損失を被ったはずで・・・。

火の手が上がれば上がるほど、事態は面白くて、平均的な成績に回帰する前の段階にある。回帰は必ず起きるので、燃えていれば、利益は確定しているはずだ。逆に燃えていない時はトラブルが待ち構えている。

UX=脳内麻薬ドバドバ論

UXとは何か。脳内麻薬ドバドバ状態をつくることである。という論があってとても分かりやすい。これだ。売れる商品とは、何らかの形で顧客の脳を揺らして気持ちいい状態を作る安めの麻薬である、という分析です。

客が本当に求めているものはこれです。

・砂糖(塩)

・脂肪

・ケミカル

ブルーボトルはこの三要素が圧倒的に不足しているんです。数百円〜千円で手に入るようなものに、素材の味なんて求めていません。バリスタと会話したがるような客は、スナックでママに絡むオッサンと同じです。店員と話したがる客は私生活が不安定で家庭以外に居場所(サードプレイス)を求めているだけです。

 

オシャレなお店で、砂糖(塩)・脂肪・ケミカルを効率的に摂取して脳内麻薬をドバドバ出す。これが顧客満足と書きました。 砂糖や脂肪は直接脳に働きます。感性がどうとか、素材がどうとか、ホスピタリティもサステナビリティも関係ありません。脳を揺らした者が勝ちです。ボクシングと同じです。

「ホスピタリティ」とか「サステナビリティ」を謳う食のビジネスは「情報食品」とも言え、そのもの自体の満足度よりは取り巻く情報、たとえば「西海岸のいつもの味」や「こだわり」とか「カラダに優しい」とか創業からのストーリーなわけですが、そういった情報をありがたがる一部の客は、舌で味わうよりも頭で考えて、店のストーリーの中に自分が含まれていることに満足を感じているのです。そしてその証拠をSNSに投稿するのです。

しかし、それでは効率が悪い。だから流行っている海外ブランドは効率的に脳内麻薬をドバドバ出させる方法を思いついたわけです。しかも同時に承認欲求をも満たす方法を。おしゃれカフェが流行るには承認欲求と脳内麻薬がキーワードです。オシャレなお店でインスタ映えする写真を投稿し、脳の中は脳内麻薬でジュルジュルになっている、その多幸感こそが継続性を実現させているのです。客が欲しがっているのは安価で手に入る麻薬なのです。

blog.hideshima.net

おしゃれなカフェだけでなく、言論も脳内を刺激するソフトドラッグとしての機能を果たしています。というか、ソフトドラッグじゃないサービスや製品がこれまでにあったのだろうか。

いま私が問題意識として考えているのが「麻薬としての言論」です。「言論」にコミットすることによって、かえって社会認識が狭くなってしまう。ツイッター言論などは、ブロック機能などを使って自分でタイムラインを加工できる分、自分に都合のいい言論ばかりが流れるようになるという批判がされることがあるんですけど、それはツイッターの機能に帰されるものではなく、むしろ「言論」全体がそういう役割を果たすようになっているのではないかと思っています。

gendai.ismedia.jp

上記の記事にもあるように、今は保守とか右翼というものが、脳内麻薬ドバドバ的な機能を果たしていて、「西海外の味が分かる」差別化と同じように、「日本のあるべき姿が分かる」みたいなストーリーとして機能しているらしい。

東条英機のひ孫と同じように、同会で学んだノウハウで独立し、「保守ビジネス」を起業した男性2人に取材した。話を総合すると——。
「セミナー屋だね。会費3000円で1回25人も集まれば成り立つ。あとはネット塾。私は月1000円で約1400人に歴史や時事問題で面白い言論を配信している。毎月定期的に140万円。売れっ子のKさんは月5000円、Mさんは月3000円で常時1000人以上。やめられないよ。運動なんかしない、商売だもの。自己啓発とか異業種交流とか似たモデルは他にもあった。1990年代末から保守が売り物として成立するようになった 

基本的には、達成指標として「陶酔感」を達成することが大事で、陶酔感を達成するためには、麻薬+自分が他と比較して最強であるか、最強なものの一部であると感じることが大事だ。

この最強感覚は、結局のところ比較でしか達成されない。比較をしなければ幸せになれるのだけど、それは結構難しい。比較をしていない自分が最強だ、という比較感を自分の中に強く持たないといけない。

だから、何か他と違う感を商品に出したいときは、最強なものに迫っていくストーリーをどう作っていくのかとして考えるのが良いと思った。

  1. 何かとは全然違うから最強
  2. それとも比較をすることもできない自ずからの最強であるのか
  3. これと組み合わせるソフトドラッグ的な体験をきちんとつくる

自分が最強な何かに近づいていく感じ、この進んでいくプロセスを可視化して、現状の悲惨な感じから脱出できるストーリーとして自分を主人公として認識できるようにすること。

そして、このストーリーの中で「気づき」として「生まれながらの宿命として」自分が出自として高貴であること、あるいはあらがえない血統として課せられて最強になるべく者として生まれおちたのであると分かる、電撃のような瞬間があれば最高で。たぶん、ほぼどのストーリーのモチーフは宮廷的なもの、高貴な生まれだけど今は一般人、的なものに帰結していると思う。

その時に、たぶん行動としては人は「泣く」し、感情としては「感動する」「陶酔する」「召命をうける」感じがある。ここで仕掛けとして何かケミカルな要素とか、香りの演出とか、アルコールを飲みながらのイベントとか、なんでも良いのだけど脳を刺激する状態を入れるのが一番良い。

こういうことを小さいドラマに落とし込んで、商品やサービスと顧客の接点に埋め込む。それぞれの小さなドラマが顧客毎にイベント毎に発生することで、最終的には意思決定を変えることになる。

だから、新しいものは、こういうドラマの作りやすさから多くの人の支持を集める、新しいものは価値が定まっていないので、価値は無限大で自分の使命感を自由に投影できる。成功している人も失敗している人もいないので、自分が選ばれた者であると思う自由がそこにはある。新しいものを買っている人は、無条件に買っていない人との違いを手に入れることができる。新しい仕事をしている人も、そうだ。古いものをもっている人や古い仕事をしている人に対して自分は違う、と思うことができる。

そこに本質的な価値の違いがあるかどうかは関係がない。

人は自分が、最強に近づいている証が常に欲しいので、それがここにあると言うことが常に基本的なメッセージになる。

ストレスに弱くなる考え方と、好きなことへの固執

ストレスに弱くなる非合理的な考え方が、株式投資の非合理的な判断みたいな感じで興味深い。結構日常で実践するの難しいような気がするけど・・・。

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style.nikkei.com

 

これは、本当に苦痛な考え方で本当に嫌だなと思っていたので、良かったなあと思う。あと、パブリックインタビューというイベントの形式は良いな。これは良い。

 

 

「自分が好きなことをフルタイムでやらなければ幸せになれないという考えが嫌なんだよね」
「自分が好きなことだけでやって食べて生きたい、という考えに固執していると幸せになれない」

beinspiredglobal.com