うつとかとレイク・ウォビゴン効果とか

人は、レイク・ウォビゴン効果によって自分に対してやや有利な誤解をしているものだ。みんな自分は特別だと思っているはず。でも、うつの人の場合には、他者と比較して劣等感にさいなまれるので、それは何でなのか。これって、自分が特別という考え方の裏側にあるものなのかな。

自分も人並みに間違い続けるということが当たり前であれば、別に気に病んだり、自己認識とのギャップがあると思う必要もない。つまり、結局凡庸な成果しか残さないという正常すぎる予測をしていれば、良い方向の誤解もないので、現実とのギャップが生じようがない。失敗をしても、自分の限界があるので当たり前になる・・・。

自分が知ることのできない情報や、予測しようのない未来があると前提したら、すべての意思決定は必ずどこかの時点で間違いを生むので、間違いが全ての場合前提になる。

そうすると必ずどこかの時点で、火の手はあがるので、その時にどうするか考えるしかない。自分が特別だと思っていると火の手があがると、まず自分の存在前提が間違っていたことに衝撃を受けなくてはいけなくなる。その狼狽は、今起きていることとは関係がない。

狼狽していること自体が、何かまず成果として想定していたものとの差異を示していて、その想定に大きな間違いがあったと疑うべきかも。

事故とか失敗と見なされるものは絶対に確率的に起きるので起きないと考えること自体が間違いだと思う・・・。バフェットもバークシャー買収で相当な損失を被ったはずで・・・。

火の手が上がれば上がるほど、事態は面白くて、平均的な成績に回帰する前の段階にある。回帰は必ず起きるので、燃えていれば、利益は確定しているはずだ。逆に燃えていない時はトラブルが待ち構えている。