やりたいこと・できること・求められていること(Will,Can,Must)の一角を変えたら良いのではと思った

よくある、やりたいこと・できること・求められていること(Will,Can,Must)の三つの真ん中が良いですよ、重なっているところをやりましょう!という図の「やりたいこと」の部分を変えたら良いんじゃないかなと思った。

やりたいこと、と自分が思っていることが、大体において過去の経験に基づいている思い込みであることが多いのではないかと思うので、そこを入れ替えて、「Willだと自分で思っているけどそうでないことを深堀してわかった、たぶん、やりたいとは思っていなかったけどやるとじつは良いのかもしれないこと」にしたら良いのではないか。

そしたら、必然的に、「できること」「求められていること」との重なり部分も、やりたいと思っていなかったことと重なることになるので、考えやすいのではないか。

人は変革を望みながら、無意識に変革を拒んでいる ハーバード大学教育大学院のロバート・キーガン教授に聞く | DHBRオリジナル記事|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

あと、Will,Can,Mustの領域で整理して重なるところを探してもあんまり新展開はなくて、似たようなことを同じように続けるだけになり、本人が実は変えたいと感じていることは変わらなそう。分野は変えているけど、過去の成功体験に基づく固定観念の世界を強固にするエピソードを積み重ねるだけになるのでは。

なので、

  1. できること → スキルを追加したらできないことができることになる
  2. 求められていること → 属している集団を変えたら求められていることを変えることができる
  3. やりたいこと → 自分が思っていることを疑うと変えられる

というように、変化させる箇所を洗い出して、立体的に図を動かした方が面白そう。