住信SBI銀行が上場されたときの株価インパクトを考える

住信SBI銀行が上場されたときの、SBIホールディングスと、三井住友トラストHDへの株価インパクトをざっくりと見積もった。

直近の住信SBI銀行の純資産は、115,594百万円。

それぞれの親会社の持ち分比率は50%。

SBIホールディングス時価総額は、589,972百万円で、上記の純資産を半分にした比率は、9.8%。

三井住友トラスト・ホールディングス時価総額は、1,551,455百万円で、上記の純資産を半分にした比率は、3.73%。

なので、たぶん、SBIホールディングスの上場後の株価に与えるインパクトはどれだけ支配力を残すかにもよるけど、10-20%の幅になる。

ただ、SBIHDは、キャッシュフローが細くて投資収益に偏っているから株価が下がっても投資妙味が確実にあるかといわれるとわからない。もしかすると、分割される住信SBI銀行の価値がとても低く見積もられたら良い感じになるかもしれないが。

時価総額が大きすぎて興味を失っていたが三井住友トラスト・ホールディングスは、リスク抑制的な運用が最高な感じ。

株価・金利・信用のダウンサイドリスクへの着実な備えを維持、強化

という文言が最高すぎる。株価も割安に見えるけど。利益が緩やかに拡大基調にあるのは好ましい。株価がかなり下がれば良いかもしれない。

https://www.smth.jp/ir/presentation/200130.pdf

https://www.smth.jp/ir/presentation/191120-1.pdf