コシダカホールディングスとカーブスのスピンオフ

企業分割事例として興味深い。

分割されるカーブスの資産は、商標権190億円をもっていて20年分割で償却される。一年あたり、10億円弱でこれが、当期利益から差し引かれるけどキャッシュフローではプラスなので、興味深い。

分割企業の純資産に商品権を載せて(あるかもしれないのれんの減損による)ドローダウンの可能性を、コシダカHDから分離しつつ、株価の将来価値も織り込めるから株主であるコシダカさんとしては、うまくリスク/リターンを設計している感じになっているのではないだろうか。

提案した証券会社の人がいるのかもしれないけど、よくできている感がある気がしています。いまのところ。

いくらで最初値段がつくかわからないけど、どう推移するにしろ注目。売り物をこなした後に妙味が出てくるか。