投資方針

今後の投資方針については、現金比率を高めながら、企業の収益成長が年利回りで20%以上で回るはずの株式が、安くなりすぎて投資効率から40%程度で買える状況なら買うけど、そうじゃないなら、アセットクラスに関わらず負債と組み合わせで40%以上になるものを探す。

それで、少なくとも二つ以上のシナリオに耐えうるように資産を分割する。

本当は三つくらいのシナリオに耐えた方が良いような気がするけど。

 

Jトラストについて、存在するリスクがあるとしたら不動産市場に大規模なクラッシュが起きて、債務保証部門で代位弁済が発生することだが、債権者が所有している不動産を差し押さえして売却することで現金化が図れるのであれば、リスクは低いと考えられる。

だけど、その現金化すらも図れない事態というのが起こりうるかどうかだ。

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だけど、この場合逃れる方法はあって、差し押さえた物件を不動産運営会社を別で設立して、そこに物件を横流しして売却資金で代位弁済はすませて、物件収益から気長に回収するか、適正価格で売却するかすることだ。

これは、最初のうちは成立しているように見えるけど、市場が大崩壊すると、支えきれなくなって崩壊するリスクはある。これも、債務保証額と、Jトラストの全体資産とのバランスで、どこまでが許容範囲かというのが分かれてくる。アパートローンの債務保証残高は直近で、652億円で、自己資本は1566億円。半分が毀損したとしても致命傷ではないかもしれないが、今後の推移は見守る必要があるだろう。