バフェットの法則

「バフェットの法則」の目次(第二版の目次なので下記の最新版とは異なる。)

 はじめに

第一章 世界最高の投資家
 1 初期の投資経験
 2 バフェットのパートナーシップ
 3 バフェットの人柄と経営哲学
 4 現在のバフェット


第二章 バフェットの教育
 1 ベンジャミン・グレアム グレアムの「安全余裕率」
 2 フィリップ・フィッシャー
 3 ジョン・バー・ウィリアムズ
 4 チャールズ・マンガー
 5 異なる理論の融合


第三章 本業は保険 初期のバークシャー・ハサウェイ
 1 保険ビジネス GEICO/ゼネラル・リ/バークシャー・ハサウェイ再保険グループ


第四章 企業を買う
 1 様々な企業の集合体
 2 マクレーン社
 3 パンパード・シェフ社
 4 株式への投資 コカ・コーラ社/ジレット社/ワシントン・ポスト社/ウェルズ・ファーゴ


第五章 投資の指針 事業に関する原則
 1 簡明で理解しやすい事業 コカ・コーラ社/ジレット社/【ケーススタディ】ベンジャミン・ムーア社/ウェルズ・ファーゴ


第六章 投資の指針 経営に関する原則
 1 合理性 【ケーススタディ】ショー・インダストリー社/【ケーススタディ】フルーツ・オブ・ザ・ルーム社/アメリカン・エキスプレス社/ワシントン・ポスト社/パンパード・シェフ社
 2 率直さ コカ・コーラ
 3 横並びの強制力 コカ・コーラ社/ワシントン・ポスト
 4 経営者の倫理と合理性 貪欲なCEOと横並びの強制力/ストックオプション/不公正な会計処理と疑わしい財務の問題/取締役の怠慢とコーポレートガバナンス
 5 経営者に評点をつけることは可能か


第七章 投資の指針 財務に関する原則
 1 株主資本利益率 コカ・コーラ社/ワシントン・ポスト
 2 オーナー収益 コカ・コーラ
 3 売上高利益率 パンパード・シェフ社/コカ・コーラ社/ワシントン・ポスト
 4 一ドルあたりの条件 コカ・コーラ社/ジレット


第八章 投資の指針 価値に関する原則
 1 企業の価値を算定する コカ・コーラ社/ジレット社/ワシントン・ポスト社/ウェルズ・ファーゴ
 2 魅力的な価格で買う 【ケーススタディ】ラーソン・ジュール社/コカ・コーラ社/ジレット社/ワシントン・ポスト社/パンパード・シェフ社/【ケーススタディ】フルーツ・オブ・ザ・ルーム社
 3 投資の指針-まとめ


第九章 確定利付証券への投資
 1 債権 ワシントン電力債/RJRナビスコ債/レベル3コミュニケーションズ社/クエスト社/アマゾン・ドット・コム
 2 さや取り
 3 転換権付優先株(転換優先株) ミッド・アメリカン社


第十章 ポートフォリオ・マネジメント 
 1 二つの選択肢
 2 フォーカス投資 「優れた企業を見つけ出す」/「少ないほど、よい」/「利益を上げる可能性の高いものに大きく賭ける」/「忍耐強く」/「価格の変化でパニックに陥らない」
 3 バフッェトとモダン・ポートフォリオ理論 リスクについてのバフェットの見解/分散についてのバフェットの見解/効率的市場論についてのバフェットの見解
 4 バフェット村のスーパー投資家たち チャーリー・マンガー/ビル・ルーアン/ルー・シンプソン
 5 ポートフォリオに変化をくわえる 買いの判断-わかりやすいガイドライン/売りの判断-急いで売らないほうがよい二つの理由
 6 フォーカス投資の課題 「成功の課題」


第十一章 投資の心理
 1 真の投資家の気質 真の投資家は冷静である/真の投資家は忍耐強い/真の投資家は合理的である
 2 ミスター・マーケットの登場 ミスター・マーケットとチャーリー・マンガー
 3 行動ファイナンス 自信過剰/過剰反応のバイアス/損失回避/心理会計/リスク許容度
 4 フォーカス投資の心理学


第十二章 非論理的な人間
 1 バフェット流投資法 第一歩-株式市場から離れる/第二歩-経済一般について悩まない/第三歩-買うのは企業、株ではない/第四歩-事業の集合体としてのポートフォリオを運用する/バフェットの本質

 あとがき



12の原則
【1】事業について
・事業は簡単に理解しやすいものか?
・安定的、継続的に、事業実績を残しているか?
・長期的な明るい展望が存在するか?

【2】経営について
・経営は合理的に行われているか?
・株主に対して率直な経営者であるか?
・組織に根ざす弊害に、負けていない経営者か?

【3】財務について
自己資本利益率はどうなっているか?
・オーナー収益はどうなっているか?
・売上高利益率はどうなっているか?
・留保資産が1ドル上がれば、企業の市場価格も1ドル以上、上がっているか?

【4】価値について
企業価値はどのぐらいか?
・上記の企業価値より、割安価格で買うことができるか?