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マシンによる新世界秩序をつくる派閥

 マシンによる意思決定を目指す派閥というのが、今後台頭してくるのではないかと思った。
 全体主義は、民主主義と資本主義を否定してエリートが企業の横暴を正すという価値観で作られたけれど、今後資本主義が国家を超えて拡張されていくと、再び民衆から企業を押さえ込む論理が出てくるのではないか。
 そして民主主義と資本主義を限定的に否定して、それをより良いマシンに置き換え、マシンが政府を統治し企業を押さえ全体最適を図るという理論が唱えられる時代がやってくるのではないか。

 人々の効用関数が測定可能であれば、人々の効用を最適化する資源配分と地球環境を持続可能にする最適化の間にあるズレを測ることができるようになるだろう。
 政府がそのバランサーとして何をすべきかが、数学的な問題になる。
 世界秩序を統制する意思決定は、マシンによって数学的に解かれるようになるという主張が増えるのではないか。