イノベーションが全ての人の当たり前になる、世界

クラウド化とスマートフォンの全世界への普及によって、デジタルコミュニケーションが、ついに世界のコミュニケーションプラットフォームとして機能する世界が始まろうとしています。

折しも、日本も世界も難題を抱えています。

エネルギーの問題、環境破壊の問題、戦争や内紛・人種間抗争・宗教対立の問題、経済的な不均衡の問題

この世界で最も必要とされているものは何でしょうか。

それは、この世界で生きる全ての人が、全力で自分たちの力を出し切り難局を乗り切ることです。

そして、それを実現するために必要なものは、アイデアを出し合い、お互いにそのアイデアを高めあい、実現まで支え合うこと、そのための信頼感の醸成が、とても重要なものになります。

イノベーションが生まれることを助ける社会とその仕組み。誰もがその仕組みにアクセスできる状態。
これを、私は追求したいと考えています。

私たちが、きわめて稀少なものを目の当たりにした時、通常は争いが起き、敗者は去るか殺されてきました。

これからは、それではいけない時代です。

なぜなら、すでに私たちは、対話のツールを手にしているはずだからです。

お互いを信じ、より良い社会を創ることができるという確信を、実例を見せながら、広げていかなければいけません。

この世界は、私たちが夢見ている世界でしょうか?
こうだったら良い、と誰もが願う理想の世界でしょうか?

そうでないならば、私たちには、するべきことがあります。

どんな人類の難局も、必ず希望によって乗り越えられてきました。
それを実現したのは、一握りの人間ではありません。常に、多くの人々が、未来を信じて小さな力を積み重ねてきたからこそ、今があります。

私たちは、受け継いだその価値を、後世に伝え、大きな可能性を残さなくてはいけません。

私たちには、まだ、もっと多くのことが成し遂げられるはずです。
私たちは、私たち自身の真の強さを、まだ知らないのです。

それは、まだ誰も見たことのない世界です。

誰もが、世界で社会で自分の役割を持ち、この世界を自分たちの力で支えていることへの誇りを持っている。
そんな世界が本当に立ち現れます。

私たちは一人ではなく、誰かの奴隷ではなく、多くの人々と強い絆で結ばれている。
そのことが、お互いへの貢献を通じて、日々実感される。
その世界を私たちは、創り上げることができます。

一足飛びに、その未来に辿り着くことができないとしても、私たちは、あきらめません。
私たちは、今までの人類と同じように、希望を信じているからです。

疲れてしまい、怠惰に崩れゆく世界を見たくはありません。

私たちは、夢に向かって何度でもチャレンジできます。挑まなければ成功もないからです。
方法は、いつも、必ず見つかります。

見失ってはいけないのは、不可能を可能にする希望への意志だけなのです。